当院の得意分野|[清和台動物病院] 兵庫県川西市の動物病院

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川西市清和台東・清和台動物病院
診療内容

当院では、通常の一般診療に加えて整形外科/眼科/再生医療などのやや専門的な診療も行っております。医学の進歩により動物の医療も多様化しています。当院ではさらに専門的な知識・技術を身につけることにより一歩踏み込んだ医療を提供できるよう日々努力しております。現在当院では以下の診療を受診頂けますので、どんなことでもまずはお気軽にご相談下さい。

診療科目

歯科

歯科専門医の診察・治療について

近年、動物たちの寿命が延びて、お口のトラブルや口臭、歯石など歯科疾患が増えてまいりました。このたび当院では、不定期に動物の歯科専門医を招き、診療や治療をお受けいただけるようになりました。

担当医:倉田大樹

川西市清和台東・清和台動物病院

【診療科】 一般歯科・高度歯科外科治療
(歯科療法と矯正歯科療法なども必要に応じて行っています。)

【略歴】 日本小動物歯科研究会 認定医(レベル4)
2012年~2018年 日本大学獣医学部研修医
2018年 日本小動物歯科研究会 理事就任
同研究会認定講習 講師
ワールド動物病院(高石市)高度歯科専門診察担当

歯科専門診察の流れについて

  • STEP 1当院の獣医師の診察を受けていただき、専門医の診察・治療の必要性の有無についてご相談させていただきます。
  • STEP 2専門医の診察を受けていただく場合は、事前に口腔内の検査や画像検査をさせていただきます。
  • STEP 3検査結果をあらかじめ専門医に共有したうえで、診察・治療の日程を決定します。

当院では専門医と密に連携を取り、質の高い医療をできるだけ迅速に受けていただけるよう努めております。
歯科専門医による診察日や治療日は月に1度程度(原則火曜日)です。詳しくは当院ホームページや院内掲示等でご確認ください。
なお、歯科予約診療費として、別途2,200円(税込)頂戴いたします。

眼科

動物の眼科疾患には、白内障や緑内障のように人と同じような病気もあれば、犬特有さらには犬種特有の疾患もあります。例えば、シーズーやパグなどの短頭種では露出による角膜傷害が眼科疾患の大半を占めます。お家のペットにも犬種特有の眼科疾患があるかもしれません。予防できる場合もありますので一度ご相談ください。動物は人ほど視覚に頼っていないといわれておりますが、急に失明するような疾患では震えて動かなくなったりすることもあります。病気を早期発見することで視覚を取り戻すことができる可能性がありますので、定期的な眼科検診をお勧めします。

眼科高度診察・治療
月に3日程度(不定期)にて、眼科の高度治療・診察を受診することが可能です。
高度眼科手術にも対応しています。
また目の健康診断も受診可能です。
老犬だけでなく、年齢問わず受診が可能ですので、ご希望の方は獣医師、スタッフまでお気軽にお声がけください。
診察日:月3回程度(不定期)
診察時間:午前10時~午後5時まで
※別途、再診料(880円)高度眼科診察費(2,200円)がかかります。
目の健康診断
  • ・目が赤い、目が白い、目ヤニがでるなど目のことで気になる
  • ・高齢のため目を一度みてもらいたい
  • ・若くても目を見てほしい もしくは相談したい
という方に目の健康診断をお受けいただくことが可能です。
内容、種類、年齢により検査項目はご相談の上ご提案させていただきます。
診察日:毎月の眼科高度診察日に行います(不定期)(完全予約制)
※別途、眼科診察費(2,200円)がかかります。

担当医:池上千尋

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【診療科】高度眼科治療

【診察・治療日】 毎週月曜日・木曜日
10:00~17:00まで
※すべて予約診察になります。
※他院よりの紹介や、目の健康診断(白内障、緑内障、網膜剥離など)をお気軽にお声がけください。
まずは、受付にお尋ね頂きご予約をお取りください。

主な眼科疾患

白内障

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白内障とは、眼球内にある水晶体のタンパクが変性し白濁する疾患です。ゆっくり進行するものから1週間程度で水晶体破裂をおこすものまで病態は様々で、進行すると失明するだけでなく緑内障など疼痛を伴う合併症を併発する危険性があります。治療は通常外科治療が第一選択となりますが、状態により内科治療を選択する場合もあります。

核硬化症

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白内障とよく似た疾患に核硬化症があります。これは動物の加齢により水晶体内の密度が増し、中心部分の水晶体線維が硬くなる生理現象です。犬では6歳頃より始まり、水晶体中央部にリング状の白濁がみられます。大きく視覚を損なうことはなく治療の必要はありませんが、白内障が混在することがありますので定期的なeye checkをおすすめします。

緑内障

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網膜・視神経が変性し眼圧が上昇する疾患です。人では眼圧が正常にも関わらず網膜・視神経の変性をおこす正常眼圧緑内障が多いのですが、犬・猫では眼球内の構造上の問題もあり通常眼圧が上昇します。他の疾患(眼科疾患、非眼科疾患)から二次的に発症する続発緑内障もあり、緑内障を発見した場合、全身を精査する必要性があります。通常、罹患した動物は疼痛により眼の充血、眼瞼痙攣、流涙、散瞳を示します。放置すると失明する可能性がありますので、これらの症状がみられたらお早めに動物病院にご相談ください。

網膜剥離

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網膜は眼に入ってきた映像を脳に伝達する役割があり、カメラのフィルムのようなものです。網膜は薄く、眼球に強固に接着していないため容易にはがれます。一度はがれると再接着は困難で、たとえ接着したとしても視覚を温存することは難しくなります。網膜剥離を起こしやすいものとしては、頭部外傷、眼内炎、白内障、高血圧、好発犬種などがあります。特に頭部外傷では犬同士の喧嘩が多く、特に外傷は見当たらないが網膜だけ剥離しているというケースも多いため、頭部外傷の場合は眼底検査をおすすめします。

角膜潰瘍

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角膜は眼の一番表層に位置し、外部からの刺激を受けやすい組織です。角膜は通常涙膜(涙液・粘液・油分の混合膜)によって守られ、まつ毛やまばたきによって異物を排除しています。ドライアイや眼瞼の異常などで角膜の保護ができなくなると角膜に小さな傷が入ります。そこに細菌が感染することで急速に角膜が融解し、最悪の場合1日で角膜穿孔に至るケースもあります。ドライアイの好発犬種や短頭種などの角膜露出の多い犬種が眼をショボショボしているときは一度ご相談ください。

涙器の異常

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涙膜を構成する成分として、涙腺から分泌される涙液、マイボーム腺から分泌される油性成分、角膜上皮や結膜杯細胞から分泌される粘液の3種類があります。これらの分泌が低下することで量的・質的ドライアイが起こります。涙膜の機能低下により角膜の状態が不安定になると、角膜が混濁し見えづらくなります。A・コッカー、ヨーキー、短頭種などで目やにが多いと思ったら一度ご相談ください。

眼瞼の異常

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眼瞼の異常は眼科疾患以外からも発生します。眼瞼内反症として多いのは皮膚病です。眼瞼皮膚が炎症のため腫れて、瞼板と呼ばれる靭帯が内側に曲がることで皮膚が角膜にあたり刺激になります。眼瞼外反症は、甲状腺機能低下症などで眼瞼が下垂することでも起こります。猫ではスコティッシュやアメリカンショートヘアーが眼瞼内反の好発種です。

当院の眼科検査・設備

シルマー涙試験

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試験紙を使って1分間に分泌される涙液の量を測ります。通常、犬は1分間に15mm以上分泌されるのが正常です。5mm/分以下になると重度のドライアイと診断され、治療による改善率は著しく低下します。

マイボーム腺検査

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赤外線スコープを使ってマイボーム腺の構造を観察します。

角膜染色試験

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試験紙を使って角膜を染色します。フローレス試験紙は角膜の傷を染め、ローズベンガル試験紙は上皮の壊死などを染めます。

細隙灯

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角膜〜硝子体前部までの構造の異常を検出します。白内障は通常これを使って検査します。

眼圧測定検査

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緑内障では上昇し、眼内炎では低下します。

眼底検査

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網膜、血管、視神経を観察します。

隅角検査

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房水の出口である隅角が狭くなっていないかを検査します。緑内障の発症リスクを検討する際に行います。

網膜電位測定

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当院では白内障の手術適応かどうか、進行性網膜萎縮、後天性突発性網膜変性症候群を診断する目的で行います。

超音波検査

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眼内腫瘤の観察や水晶体のサイズや位置の変位をみる際、混濁のため眼底部が観察できない際に使用します。

整形外科

現代の日本の生活様式では、飼育されるペットは大型犬よりも小型犬の方が多くなりました。それに伴い、小型犬に多い整形外科的疾患も多くなってまいりました。『歩様がおかしい』、『手首が痛い』など、骨・靭帯・筋に原因があることがあります。また、歩様がおかしい理由が整形外科疾患とよく似た椎間板ヘルニアなどの神経疾患であることもあります。
診断にはレントゲンや関節鏡、関節液検査、血液検査CRP等、CT、MRIなどの検査が必要な場合があります。症状に応じて、検査をおすすめさせて頂きます。テネシー大学公認のCCRP(Certified Canine Rehabilitation Practitioner)の認定獣医師を中心に、整形外科疾患や椎間板ヘルニアなどの症状の改善に重要なリハビリテーションにも対応しております。
リハビリテーションのコーナーへ

整形外科分野では、骨折や股関節疾患、前十字靭帯などの損傷、膝蓋骨の脱臼などに特に力を入れています。 股関節の低形成疾患の診断にはPennHIP法を用いています。ペンシルバニア大学の公認のHennHIP認定獣医師を中心に診断、治療にあたっています。
PennHIPのHPへ

骨折ではAO fundathionの理論にそって治療法を検討、提案させて頂いております。
AO foundationのHPへ

その他国内外の研修を受講して最新の治療法を習得できるように努めております。
歩様など気になる場合はお気軽にご相談いただけますようにお願い致します。

リハビリテーション科

リハビリテーション

最近では、動物の医療分野でもリハビリテーションの有益性が確立され、導入されるようになってきました。もともとリハビリテーションとは、re(再び)+ habilis(適した)+ athion(にすること)=再び適した状態になること、本来あるべき状態への回復などを意味しています。整形外科疾患や神経疾患の術後の機能回復を早め、動物の負担を軽減します。また、加齢による運動機能の低下にも効果を発揮します。肥満が要因であれば、体重を減少させ、生活の質の向上を図ります。手術後早期からリハビリテーションを行うことで、疼痛や炎症の軽減、筋力の増加、生活の質の向上などが期待されますが、選択を誤ると症状を悪化させることになります。
リハビリテーションを行う上で、当院では、患者様の症状を理解している獣医師と、獣医看護師や患者様が協力して行うことがとても大切であると考えています。当院ではCCRPの資格を有する経験を積んだ獣医師がリハビリテーションのプログラムを計画、作成します。

CCRP(Certified Canine Rehabilitation Practitioner)について

テネシー大学での認定の動物理学療法士のことで、認定試験を合格し資格を有したものがCCRPです。米国では多くの大学、専門病院においてCCRPによるリハビリテーションが取り入れられて、効果をあげています。
CCRPのHPへ

リハビリテーションの目的

機能回復の速度を早くする
疼痛、炎症の腫れの軽減
筋力、関節可動域、持久力、能力を改善
筋肉、神経、関節の機能の改善
加齢による運動機能の低下を防ぐ
肥満での体重減少による生活の質の向上など

リハビリテーションの適応について

術後の回復期
整形外科疾患(靭帯、股関節、膝蓋骨脱臼、骨折など)
神経疾患(椎間板ヘルニア、変性性脊椎症など)
骨関節炎、老化による運動機能の低下、肥満など

  • STEP 1飼い主様と協力してまずリハビリテーションの理解をしていただく
  • STEP 2治療計画の立案(痛みの管理、飼い主様に流れの理解をしていただく)
  • STEP 3リハビリテーションの実施(徒手療法、運動療法、物理療法、特殊治療法など)
  • STEP 4通院でのリハビリテーション
  • STEP 5通院でのリハビリテーション
  • STEP 6治療終了の判断

再生医療科

再生医療とは、病気やケガで故障した組織や臓器の機能回復を目指すものです。

自分自身から採取した細胞を体の外で培養し、増殖させた細胞を体内へ再び戻すことで、損傷したり機能不全に陥ったりした臓器や組織を再生・回復させるという医療です。

また、自分自身から採取した『免疫細胞』を体外で増殖させた後に本人に再移植することで、免疫力の増強・回復も期待できます。この免疫細胞が、がん細胞の増殖を抑制したり、がん細胞を破壊できる能力があることがわかってきており、近年、がん治療に免疫細胞治療が導入されるようになってきました。

当院で導入している再生医療は、以下の二種類です。

幹細胞療法(骨髄幹細胞療法(MSC)、脂肪幹細胞療法(ADSC))

骨髄癒合不全、脊髄損傷などの損傷部位の修復。慢性関節炎などの治癒効果。

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がん免疫療法(CAT療法、DC-CAT療法)

おもにがんの進行を抑える治療。

詳しくはこちら

詳しくは、当院獣医師にご相談ください。

皮膚科

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一般動物診療においては、他診療科に比べて皮膚科で受診される動物の割合が多くを占めています。疾患によっては治癒に時間がかかったり、つきあっていく疾患であったり、再発を繰り返すなど、何度も動物病院に来院いただくこともあります。このように動物達にも多くある皮膚のトラブルですが、見た目が同じような皮膚病でも、その原因にはいろいろな要因が隠れていることが多く見受けられます。例えば、皮膚自体に原因があるものから、寄生虫、体質、内分泌疾患などの内科的なものまで様々です。必要に応じた検査を随時お勧めし、早期の改善を目指しますが、中には治りにくいものもあります。

当院では日本獣医皮膚科学会認定医である小林弘典先生による皮膚科専門診療を、月に1度完全予約制で行っております。認定医による適切な検査・診断を行い、早期改善に努めます。しかし、皮膚病はなかなか治らない、何度も再発する、ずっと薬を飲み続けなければならないなど、飼い主様が不安になることも少なくありません。皮膚科診療ではそのような飼い主様の不安を和らげ、皮膚 病との付き合い方のご相談なども行います。特に皮膚病は飼い主様としっかり相談をさせていただき、病気 についてお話をさしていただくことがとても大切だと考えております。また、当院の獣医師と認定医で連携を取り、専門診療後も当院獣医師が引き続き診療を行います。さらに、認定医による院内セミナー等により当院獣医師の皮膚科レベルの向上を行っています。当院の患者様で皮膚のトラブルに悩んでいらっしゃる飼い主様がおられましたら、カウンセリングをかねて皮膚科専門診療を受けてみてはいかがでしょうか。お気軽にご相談ください。

小林 弘典先生

川西市清和台東・清和台動物病院

ヒロ動物病院院長
日本獣医皮膚科学会認定医

http://www.hiroah.com/hihuka.html

診察時間 9:30〜12:30(完全予約制)
初診は1時間ほど 皮膚科予約診療費として別途2,200円(税込)頂戴いたします。
完全予約制のため、当院に皮膚病で通院中の患者様限定とさせていただきます。

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